小学校に入学する時期になると、放課後や習い事など子供が親の目の届かなくなる行動が増えますよね。
そこで居場所確認と防犯対策に持たせるのが「キッズ携帯」なのですが、ここ最近ではキッズ携帯を持たせる家庭が減っているようです。
小学生の定番の防犯対策『キッズ携帯』はドコモ,au,ソフトバンクのみ
小学校に入学~中学年くらいまでの子どもの見守りに持たせる定番の「キッズ携帯」ですが、キッズ携帯は現在大手3キャリア「ドコモ」「au」「ソフトバンク」でそれぞれ以下の機種を販売しています↓
ドコモ | キッズケータイSH-03M |
2020年1月17日発売 SHARP (製品ページ) |
au | mamorino5(マモリーノ5) |
2019年2月22日発売 京セラ (製品ページ) |
SoftBank | キッズフォン2 |
2020年1月17日 SEIKOソリューションズ (製品ページ) |
※ソフトバンクでは「キッズフォン2」以外にも「みまもりケータイ4」も販売していますが、最新機種は「キッズフォン2」です。
他にも通信会社には、最近第四のキャリアとなった「楽天モバイル」や、サブブランドの「UQモバイル」や「ワイモバイル」「ahamo」「povo」「LINEMO」に加え、mineoやイオンモバイルなどのMVNOも存在しますが、キッズ携帯を取り扱っているのは大手3キャリアのドコモ、au、ソフトバンクの3社だけとなっています。
ちなみに「キッズケータイ」と「キッズ携帯」を混同しがちですが、カタカナの「キッズケータイ」はドコモの機種名(商標名)であり、漢字の「キッズ携帯」はこれらすべての総称(カテゴリ)です。
キッズ携帯では「電話」はもちろん保護者側の端末から「GPSによる居場所確認」も可能です。
また引っこ抜くとアラーム音が鳴る機能もあり、万が一の場合には周囲に知らせる事が可能です。
キッズ携帯は小学生の定番の防犯対策⇒2021年にスマホが逆転
そんな小学生の防犯対策の定番「キッズ携帯」ですが、最近では小学生の所有率が徐々に減少しており2021年にはスマホの所有率に逆転されています↓(モバイル研究所調べ)
上記のように「小学校1~3年生」と「小学校4~6年生」の両方で、2020年までは多かった「キッズ携帯」が、2021年には「スマートフォン」の所有率が上回っているのが分かります。
別のページでも小学生のスマホ所有率が近年右肩上がりであることを述べていますが、それ以外にも「小学生のキッズ携帯の所有率が減少している」という事実もあるんですね。
[sitecard subtitle=関連記事 url=”https://ema-edu.jp/student-smartphone-ownership-rate/”]そもそもキッズ携帯で使える防犯機能は、防犯アラーム以外はスマホに搭載されているので、小学生のスマホ所有率が上がっている現在わざわざキッズ携帯を持たせなくてもスマホで代用可能という事なのでしょう。