キッズスマホ

キッズスマホの「ミライエフォルテ」と「トーンモバイル」はどっちがいい?料金・機能・データ容量を徹底比較

2020年8月現在、キッズスマホの販売会社は「ミライエフォルテ(au)」と「TONE MOBILE」の2社のみです。

最近ではキッズスマホを持つお子さんが多くなってきているので、
「子どもがキッズ携帯からスマホに変えたいと言っているけどどうしよう…」
「小学生にスマホはまだ早いんじゃないかな?」
「スマホがきっかけで事件に巻き込まれないか心配…」
など、お子さんにスマホを持たせるかどうかでお悩みの保護者の方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、キッズスマホの選び方や各社の料金や機能の違いについて詳しくご紹介していきます。

この記事をお読みになることで、自分のお子さんに合ったキッズスマホを選べるようになるのはもちろん、新規契約やキッズ携帯からの買い替え手順もご理解いただけます。

キッズスマホを販売会社は全2つ

キッズスマホを販売している会社は現在2社のみです。

普通のスマホ(iPhone等)を子どもが使うために機能を制限するサービスを展開しているキャリアはたくさんありますが、子ども向けのスマートフォンを販売しているキャリアは少ないのが現状です。

キッズスマホを販売している
•au
•TONE MOBILE
の2社をご紹介していきたいと思います。

au「miraie f(ミライエフォルテ)」

大手キャリアauは「 miraie f(ミライエフォルテ) 」というキッズスマホを販売しています。

miraie f(ミライエフォルテ)の特長を以下にまとめました。

フィルタリング

・お子さんにとって有害なサイト(違法・ギャンブル・掲示板・出会い系・アダルト)をフィルタリング可能。
・学齢に合わせてフィルタリングレベルの設定変更が可能。

カメラ機能付き防犯ブザー

・不審者対策に有効な防犯ブザー機能付き。
・お子さんがブザーを鳴らすと、位置情報とスマホが自動撮影した周辺写真を保護者にメールで通知。

アプリ利用制限

・アプリごとに利用の制限をかけることが可能。
・お子さんは制限をかけたアプリを起動することができない。

利用時間制限

・利用不可な時間帯、1日のトータル利用時間、1日のトータル通話時間などの利用時間制限が可能。
・1日の利用時間を制限することで、スマホ依存を防止。

保護者遠隔設定

・保護者の端末から設定変更が可能。

電話帳制限

・電話帳に登録されていない連絡先からの連絡をブロック。
・トラブルを未然に防ぐ。

あんしん文字入力

・不適切な言葉(他人を傷つける言葉、子どもに使って欲しくない言葉)の入力が検知された際に警告を表示。
・小中学生にありがちな、スマホトラブルを未然に防止。

歩きスマホ注意

・画面を点灯させながら歩くと警告を表示。事故を防止。

miraie f(ミライエフォルテ) 第11回キッズデザイン賞を受賞しています。大手キャリアauが販売しているキッズスマホということもあり、人気を集めています。

TONE MOBILE

TONE MOBILEは有名レンタルショップTSUTAYAが展開する格安SIMです。

あまり聞き慣れないという方も多いかと思いますが、キッズスマホとして契約する方が多い人気のキャリアです。

TONE MOBILEの特徴を以下にまとめました。

フィルタリング

・インターネットの不適切な情報からお子さんを守るフィルタリングが可能。

アプリ利用制限

・利用可能なアプリを親がカスタマイズ。

利用時間制限

・スマホ、アプリごとに利用時間の設定が可能。

居場所確認

・保護者のスマホやパソコンからお子さんの居場所を確認可能。

TONEカメラ

・お子さんの不適切な写真(裸など)をAIがブロック。
・ブロックと同時に保護者のスマホに通知が送られ、お子さんを自撮り被害から守る。

利用状況通知

・よく使用しているアプリやWebサイト、よく行くエリア、歩きスマホ多発エリアなどのレポートを保護者のスマホに通知。

行動変化通知

・お子さんの移動手段の変化を検知し保護者の端末に通知。
・通常の行動と変化した行動が見られた場合、保護者の端末に通知。

ここだけアプリロック

・GPSを利用し学校で不必要なアプリを学校で使用不可にするなどの特定のアプリロック設定が可能。スマホ禁止の校則にも対応できる。
・お子さんの歩きスマホを検知すると、画面をブロックし保護者の端末に通知。

これからどんどん人気が高まることが予想される要注目の格安SIMキャリアです。

キッズスマホを選ぶ3つのポイント

キッズスマホを選ぶ上で大切なことが3つあります。

それは、
•機能制限
•料金
•データ容量
です。

順に説明していきたいと思います。

機能制限

お子さんになんでも自由に使える状態のスマホを渡すのはかなり危険です。小学生〜中学生の子どもは、まだ自分で判断できる事ばかりではありません。ある程度、保護者が機能を制限する事がお子さんを守ることにつながります。

•有害サイトのフィルタリング
•1日の使用時間を設定
•ダウンロードできるアプリの種類を制限
•連絡先を制限

上記のような制限を加えることで、お子さんが安全にスマホを利用できるようになります。どのような制限を設けるのか、お子さんと話し合いながらルールを決めるといいかと思います。お子さんの成長に合わせて、制限も変更しながら上手にスマホが使えるようになって欲しいですね。

料金

キッズスマホを選ぶ上で、料金も大切ですよね。利用料金はキャリアやプランによって大きく変わってきます。

キャリアによっては、家族割引などが用意されていることもあります。また、利用料金だけでなく端末を購入する費用も必要になります。

キッズスマホは、一般的なスマホよりは比較的安いと考えて良いでしょう。こちらも予算と相談しながら、考えるようにしていきましょう。

データ容量

データ容量も使用用途によって必要な容量が変わってくると思います。塾など習い事の送り迎え連絡用にスマホを使うのであれば、音声通話の利用がメインになるため、データ容量はあまり必要ではないかと思います。
反対に、音声通話よりもインターネットをよく利用する方であれば、多くのデータ容量が必要になります。

特に、Youtubeなどの動画をよく利用する場合は、多くのデータ容量が必要になることが予想されます。データ容量も使用用途によって必要な分を考えていきましょう。

キッズスマホ各社の料金と機能の違い

キッズスマホを展開しているauとTONEモバイルの料金・機能の違いを徹底比較していきたいと思います。

機能比較

au TONE MOBILE
防犯ブザー ×
歩きスマホ防止
アプリ利用制限
GPS
カメラブロック ×
電話帳制限 ×
あんしん文字入力 ×
利用状況通知 ×

キッズスマホの基本的な機能はauもTONE MOBILEも兼ね備えていると考えて良いでしょう。

それぞれの違いを解説していきたいと思います。

auにはTONE MOBILEにない機能「あんしん文字入力」があります。子ども同士でスマホに関するトラブルが起こるのはよくあることです。自分のお子さんが加害者になるのを防ぐという面でも、文字入力を制限できるというのはかなり安心の機能なのではないでしょうか。

反対に、TONE MOBILEの「カメラブロック」機能はauには搭載されていません。近年、子どもたちが裸の写真をスマホで送ってしまうなどの事件が多発しています。このような事件に巻き込まれることを防ぐためにも、カメラブロック機能は安心の機能であると言えます。

お子さんに合わせて、必要な機能を考えてみて下さい。

料金比較

2社の料金を比較していきたいと思います。

au TONE MOBILE
利用料金 月額1,980円~ 月額1,000円〜
端末代金 30,000円(税抜) 19,800円(税抜)

料金で比較するとTONE MOBILE が圧倒的です。やはり格安SIMということで、料金の安さが大きな魅力となっています。

通話料金もTONE MOBILE専用アプリ TONE電話を利用することでかなりお得です。TONEモバイル同士であれば通話も無料になります。そのため、家族みんなでTONE MOBILEを利用することでかなりお得に利用できると考えます。

また、auも大人用のスマホに比べたら端末代が安くなっています。最新機種ではないので、店舗ごとのキャンペーンなどでこの価格よりお得に購入できるチャンスもあるかもしれません。格安SIMと比べて店舗数が多く、サポート面が安心であるということも大手キャリアの強みといえるでしょう。

auは契約人数によって料金が変わってきます。2019年まではキッズ専用のプランが用意されていましたが、現在は終了しています。お子様のキッズスマホだけauというのはかなり料金が高くなってしまうので、auを利用されるのであれば、家族全員で契約することをおすすめします。

データ容量

au TONE MOBILE
データ容量 データ利用量によって料金が変動 データ無制限

auはデータの利用量によって料金が変わるプランが用意されています。

あまり使わなかった月は料金が安くなるというのは、ありがたいプランですよね。しかし、使いすぎてしまうとその分料金が高くなるという危険もあります。

TONE MOBILEはデータ上限がなく、無制限で利用できるようになっています。

ただ無制限というのは、
•インターネット
•地図アプリ
•メッセージアプリ
など、日常の利用に限られています。

動画やアプリのダウンロードなどは、無制限の対象外なのでご注意ください。「データ無制限だとたくさん使っちゃいそうで心配…」という方は、利用時間を制限するなどの対策をしましょう。

キッズスマホを契約するまでの流れ【初めてキッズスマホを契約する場合・キッズ携帯から買い替えの場合】

次は、キッズスマホを契約するまでの流れを説明していきたいと思います。

初めてキッズスマホを契約する場合

初めてキッズスマホを契約する場合は、新規契約の手続きが必要になります。

TONE MOBILEもauも、Web上での新規契約申し込みが可能です。来店の必要がなく、自宅から手続きを行えるのでとても便利です。

ただ、Web上で手続きを進めるとなると、店員さんと対面でのやりとりはできませんし、端末も自宅に発送される形になります。直接店員さんにいろいろ質問をしたいという方や、契約する前に端末を実際に触ってみたい方、契約日にその場で端末が欲しいという方は店舗で手続きを進められることをおすすめします。

auショップの場合、全国に幅広く展開されているので、公式サイトからお近くの店舗を探してみて下さい。注意点として、TONEモバイルはTSUTAYAやカメラのキタムラでの手続きが可能となっていますが、47都道府県全ての店舗で対応可能というわけではありません。

お近くに対応店舗がない場合は、Web上で手続きを進めるようにしましょう。

キッズスマホを新規契約する際に必要な書類

新規契約の場合は、様々な書類を準備する必要があります。

下記にまとめましたので、ご準備の上手続きを進めるようにして下さい。
•本人確認書類
•同意書
•親権者の本人確認書類
•支払いに必要なカード(クレジットカード・キャッシュカード)

キッズ携帯から買い替えの場合

キッズ携帯からキッズスマホに買い換える場合の手続きは2パターンあります。

順に説明していきたいと思います。

キッズ携帯と同じキャリアを継続する場合は機種変更

「auのキッズ携帯から、auのキッズスマホに変えたい!」そんな時は、機種変更の手続きになります。

大人のスマホと同様に、新しい機種を選んで購入するようになります。同じキャリアを継続するため、新たな契約の手続きなどは必要ありません。

違うキャリアに乗り換える場合はMNP転出

違うキャリアに乗り換える場合は、MNP転出の手続きが必要になります。

通常の解約との違いは、MNP転出の手続きを行うことで今まで使用していた電話番号をそのまま引き継ぐことができるということです。

電話番号が変わると何かと不便なことが多いので、電話番号をそのまま引き継げるMNP転出を利用しましょう。

MNP転出手順①MNP予約番号発行

まず乗り換え前の契約中のキャリアでMNP予約番号を発行しましょう。

3つの大手キャリア(docomo,au,SoftBank)を例にMNP予約番号の発行手順を説明します。

MNP予約番号は下記の3つの方法から取得できます。
•Web
•電話
•店舗
Webか電話なら、来店不要で自宅から手続きできるのでおすすめです。

Webの場合は、それぞれのキャリアのマイページにログイン後、手続きが可能です。24時間対応ではなく、受付時間が決まっていますのでご注意ください。

以下にまとめたので参考にして下さい。
•docomo…My docomo(受付時間:9:00~21:30)
•au…My au(受付時間:9:00~20:00)
•SoftBank…My SoftBank(受付時間:9:00〜20:00)

電話の場合は、キャリアによって電話番号が違います。
以下にまとめたので参考にして下さい。
•docomo…docomoの携帯から「151(無料)」
•au…au・一般携帯共通「0077-75470(無料)」
•Softbank…Softbankの携帯から「*5533(無料)」

店舗の場合は、混雑が予想されるので来店予約をしてからご利用になることをおすすめします。発行したMNP予約番号は、有効期限が取得日から15日以内と決まっています。有効期限が切れてしまった場合は、もう一度取得し直す必要があるので余裕を持って手続きを進めるようにしましょう。

MNP転出手順②MNP予約番号を使って乗り換え先で新規契約

乗り換え前のキャリアから発行したMNP予約番号を使って、乗り換え先のキャリアで新規契約を行います。

Web上で行う場合は、専用フォームにMNP予約番号を入力する必要があります。店舗で行う場合は、MNP予約番号のメモなどを忘れずに持っていくようにして下さい。

必要書類は、上記の新規契約の場合を参考にして下さい。乗り換え先のキャリアで開通が完了したら、乗り換え前のキャリアで自動的に解約処理が行われます。

まとめ

以上、キッズスマホの選び方や各社の料金や機能の違いについてご紹介しました。

現在キッズスマホを販売しているのは、
•au
•TONE MOBILE
の2社のみとなっています。

どちらのキッズスマホも、子どもが安心して使用できるスマホになっているので、お子さんのスマホデビューにおすすめです。機能・料金などそれぞれのキャリアごとに特徴があるので、よく比較した上でお選びになって下さい。

お子さんがスマホと上手に付き合っていけるように、親子でよく話し合い、ルールを定めた上で持たせるようにしましょう。