HOME > 教職員の方へ

教職員の方へ

クサイものにフタをするのは、もうやめよう

「クサイものにフタをするのは、もうやめよう」

 携帯電話等の学校への持ち込みを認めていない学校や地域はまだまだ多いですが、そもそも学校に持ち込まないから学校で指導しなくても良いという話になっていないでしょうか。子どもたちは日常的に遊びや生活で情報機器をすでに使っています。それなのに、学校は知らぬ存ぜぬで良いのでしょうか。

 情報モラル指導については、学習指導要領にも、その指導の必要性はふれられています。

 例えば、小学校・総則編、第4 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項2(9)において、「各教科等の指導に当たっては、児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親し み、コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付け、適切に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに、これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。」と書かれています。総則だけではなく、例えば、中学校・解説:道徳編、道徳の時間の指導における配慮とその充実 5 情報モラルの問題に留意した指導には、「社会の情報化が進展し、コンピュータや携帯電話等が普及することにより、情報の収集や表現,発信など が容易にできるようになったが、その一方で、情報化の影の部分が深刻な社会問題になっている。生徒は、それらを日常的に用いる環境の中に入っており、学校や生徒の実態に応じた対応が学校教育の中で求められる。これらは、学校の教育活動全体で取り組むべきものであるが、道徳の時間においても同様に、情報モラルに関する指導に配慮していかなくてはならない。(以下略)」と記しています。

 このように、情報モラル教育は、情報社会で適切に対応するための考え方と態度を培うものであるといえます。これは、全教科・領域横断的に、生活指導を含めた学校全体で取り組むことです。

 子どもたちは、「~~してはいけない」ということはわかっています。しかし、スローガンになっていてはダメなのです。そのときに自分ならどのようにすれば良いのか、どのように考えれば良かったのかを、自分の身近な問題としてとらえさせることが重要だと思います。そのために、場合によってはメールや掲示板など実際に操作させながら適度な失敗体験を味わうなど、物事を自分に引きつけて思考の「ゆらぎ」を起こさせるために、何を題材にできるか考えてみましましょう。さらに、どのような場面で扱う(生活指導なのか、授業としてなのか)のかを検討し、学校全体で共通理解をしながら進めていく必要があるのです。


 本サイト「ケータイ・インターネットの歩き方~子どもが安心・安全につかうために~」では、子どもたちにケータイ・インターネットの歩き方に気付かせるようなデジタル教材が満載です。また、どのように授業を構成するかについてヒントになるような「教材活用事例」や役に立つ「コラム」なども用意されています。ぜひおおいにご活用ください!